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台風去る

『もういちど太宰を読もう』
終戦直後に23作品が書かれた『太宰治疎開の家』旧津島家新座敷です。

 

 

「観測史上初めて東北地方に上陸する猛烈な勢力の台風10号」

 

 

 

 

嫌な感じでニュースがまくしたてるので、

 

きのうは朝から屋根の点検と新座敷の窓ガラスが落ちないようにくぎ留めして回ったり。

 

 

 

予報通り、夕方になって突風が吹いて荒れ模様。

 

不気味な圧力が家を揺らします。

 

被害少なくやり過ごしてくれればいいなと思いながら、

 

TVの台風実況は気が塞ぐので、家で映画を観ておりました。

 

 

まもなく消防車のサイレンが鳴り、やがて「ガシャッ」と窓の外で破壊音。

 

近所の店の看板が2階から飛ばされて道路に堕ちました。

 

店のおじさんと急いで無残に散らばった看板を片付けて、

 

 

それから20時半頃。

 

気が付けば暴風雨もどうやら過ぎ去ったようです。

 

 

不安な一夜が明けて、林檎畑や田んぼはどうだったでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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