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いつかまた


『もういちど太宰を読もう』
 終戦直後に23作品が書かれた『太宰治疎開の家』旧津島家新座敷です。
 昨日、とても大切な本が売り切れてしまいました。




2009年発刊の『太宰治 生誕一〇〇年記念 (別冊太陽 日本のこころ 159) 』
 生誕一〇〇年の前後には数多くの太宰本が発売されましたが、
当館で取り扱った中で、太宰を深く知りたいお客様に特にお薦めしてきた資料集でした。
2300円という価格、A4 サイズより大きくてしかも重いのに、多くの方が購入してくださいました。
写真が美しくて個人的にも思い入れのある一冊だったのに、あ〜品切れとは・・・
平凡社さん、お世話になりました。いつかまた重版されることを願います。



 

夏の終わり

『もういちど太宰を読もう』
終戦直後に23作品が書かれた『太宰治疎開の家』旧津島家新座敷です。


風が強くて寒いくらいです。
一週間予報の気温を見たら、
津軽の夏は終わったな〜という感じ。

今日は東京の文学サークルの方たちが見学してくださいました。
とても雰囲気がよかった。

ところでおしらせ。
8月24日(月)は、都合により
午後13:00までの開館となります。


 

太宰の弟子

『もういちど太宰を読もう』
終戦直後に23作品が書かれた『太宰治疎開の家』旧津島家新座敷です。



お盆が近づいて、家族で旅行、帰省のお客様が増えました。
ここ金木にはねぶた祭り期間に観光バスが続々と、相当多くの観光客が来ていたはずですが、
当館には、祭りが終わってからのほうが、何故だか入館者が多い不思議・・・

お客様に太宰さんについてのお話をしながら
疎開中に太宰さんの生家を訪ねて来ていた文学青年たちのエピソードを
少し挟むことがありますが、
当館で販売している『太宰治語録』の著者・小野才八郎さんが話の主要人物。
新座敷で太宰さんと座談し、芦野公園にピクニックに行ったり、
昭和20年から21年の疎開中に8度も訪ねたという小野さんが、
同じく当時太宰さんに師事した葛西久二さんと共に杖を突いて当館を訪れたのは6年前、
太宰生誕100年の年でした。
その時、小野さんは89歳。
貴重な思い出話をいろいろ教えていただきました。

8月11日は、昨年94歳でお亡くなりになった小野才八郎さんのご命日。

お客様に小野青年の話でお名前を出したら
その日懐かしそうに新座敷の廊下を歩く姿が目に浮かんで、
ちょっと声が震えました。



 
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