2023.11.10 Friday
2014.05.28 Wednesday
臨時休館のおしらせ
2014.05.25 Sunday
津軽の旅行は、五、六月に限る?
2014.05.24 Saturday
走れメロスマラソン五所川原
6月は太宰生誕祭がありますが、
その前に『走れメロスマラソン』が6月8日にあります。
2008年と2009年に太宰治生誕100年を記念して開催されましたが、今回は五所川原市の合併10周年を記念して復活します。
種目はハーフ、1、3、5、10?で、ハーフコースは立佞武多(たちねぷた)の館をスタートして金木町へ向かい、斜陽館などを通ってゴールを目指します。太宰治の生まれた津軽を駆ける、「走れメロス」を冠するとしたらここの他にはないだろうというマラソン大会。
太宰屋では前2大会で「走れメロスTシャツ」を出前販売しましたが、定番の綿100%に加えて、今回も特別にポリエステル素材のスポーツタイプTシャツを制作して出店することになりました。
ゴールの金木小学校にはたくさんの物産や食べ物のお店が並ぶようです。
館内を出て、ランナー達のメロスぶりを見られるのが楽しみです。
ランナーの参加申込みは終了していますが、ぜひ応援にきてください。
■日時 2014年6月8日
■会場 五所川原市内
■時間 9:00スタート 雨天決行
スタート、ゴール会場
■ハーフマラソン
[スタート会場]立佞武多の館→[ゴール会場]金木小学校
■10、5、3?
[スタート・ゴール会場]金木小学校
■フリー(1?)
[スタート・ゴール会場]立佞武多の館
詳しくは、五所川原市 ホームページ | 走れメロスマラソン
その前に『走れメロスマラソン』が6月8日にあります。
2008年と2009年に太宰治生誕100年を記念して開催されましたが、今回は五所川原市の合併10周年を記念して復活します。
種目はハーフ、1、3、5、10?で、ハーフコースは立佞武多(たちねぷた)の館をスタートして金木町へ向かい、斜陽館などを通ってゴールを目指します。太宰治の生まれた津軽を駆ける、「走れメロス」を冠するとしたらここの他にはないだろうというマラソン大会。
太宰屋では前2大会で「走れメロスTシャツ」を出前販売しましたが、定番の綿100%に加えて、今回も特別にポリエステル素材のスポーツタイプTシャツを制作して出店することになりました。
ゴールの金木小学校にはたくさんの物産や食べ物のお店が並ぶようです。
館内を出て、ランナー達のメロスぶりを見られるのが楽しみです。
ランナーの参加申込みは終了していますが、ぜひ応援にきてください。
■日時 2014年6月8日
■会場 五所川原市内
■時間 9:00スタート 雨天決行
スタート、ゴール会場
■ハーフマラソン
[スタート会場]立佞武多の館→[ゴール会場]金木小学校
■10、5、3?
[スタート・ゴール会場]金木小学校
■フリー(1?)
[スタート・ゴール会場]立佞武多の館
詳しくは、五所川原市 ホームページ | 走れメロスマラソン
2014.05.20 Tuesday
津軽の旅行は、五、六月に限る
よい天気である。津軽の旅行は、五、六月に限る。れいの「東遊記」にも、「昔より北地に遊ぶ人は皆夏ばかりなれば、草木も青み渡り、風も南風に変り、海づらものどかなれば、恐ろしき名にも立ざる事と覚ゆ。我北地に到りしは、九月より三月の頃なれば、途中にて旅人には絶えて逢ふ事なかりし。我旅行は医術修行の為なれば、格別の事なり。只名所をのみ探らんとの心にて行く人は必ず四月以後に行くべき国なり。」としてあるが、旅行の達人の言として、読者もこれだけは信じて、覚えて置くがよい。津軽では、梅、桃、桜、林檎、梨、すもも、一度にこの頃、花が咲くのである。
太宰治『津軽』より
昭和19年、津軽の取材旅行のために太宰さんが帰郷したのは、ちょうど今頃。
上野を夜行列車で発って5月13日に着いた青森市から始まる津軽半島の旅は、
蟹田、三厩、竜飛と北上して、
ちょうど5月20日は、引き返して蟹田のN君宅泊というところ。
明日はいよいよ生家に帰る5月21日である。
見学者の方には、太宰さんと同じ季節の津軽の旅ですね、と、
小説『津軽』の再読をお薦めしてしている。
「や! 富士。いいなあ。」と私は叫んだ。富士ではなかつた。津軽富士と呼ばれてゐる一千六百二十五メートルの岩木山が、満目の水田の尽きるところに、ふはりと浮んでゐる。実際、軽く浮んでゐる感じなのである。したたるほど真蒼で、富士山よりもつと女らしく、十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたやうにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、静かに青空に浮んでゐる。
このとおり、満目の水田に水が張り、
そしてあちこちに田植えの人たちがジオラマみたいに小さく動いている。
南風。よい天気である。
太宰治『津軽』より
昭和19年、津軽の取材旅行のために太宰さんが帰郷したのは、ちょうど今頃。
上野を夜行列車で発って5月13日に着いた青森市から始まる津軽半島の旅は、
蟹田、三厩、竜飛と北上して、
ちょうど5月20日は、引き返して蟹田のN君宅泊というところ。
明日はいよいよ生家に帰る5月21日である。
見学者の方には、太宰さんと同じ季節の津軽の旅ですね、と、
小説『津軽』の再読をお薦めしてしている。
「や! 富士。いいなあ。」と私は叫んだ。富士ではなかつた。津軽富士と呼ばれてゐる一千六百二十五メートルの岩木山が、満目の水田の尽きるところに、ふはりと浮んでゐる。実際、軽く浮んでゐる感じなのである。したたるほど真蒼で、富士山よりもつと女らしく、十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたやうにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、静かに青空に浮んでゐる。
このとおり、満目の水田に水が張り、
そしてあちこちに田植えの人たちがジオラマみたいに小さく動いている。
南風。よい天気である。
2014.05.09 Friday
太宰治検定2014は太宰治著「お伽草紙」
太宰治検定2014は太宰治著「お伽草紙」編です。
申込み締め切りが近くなってきましたね。
改めて熟読してみようという方には受験テキストも発売されています。
太宰治検定2014『お伽草紙』編の受付中
日時 2014年6月14日(土) 14:00〜15:40
場所 青森会場 五所川原市 立佞武多の館 4階
東京会場 三鷹市 三鷹ネットワーク大学
内容 『お伽草紙』編
テキスト お伽草紙 太宰治著書
太宰治のお伽草紙 木村綾子著書(出版 有限会社 源)
受験料 一般3,000円 高校生以下1,500円
申込期間 2014年4月1日から5月25日
検定の情報や模試問題はこちらから↓
太宰治検定ホームページ
太宰治検定ブログ
申込み締め切りが近くなってきましたね。
改めて熟読してみようという方には受験テキストも発売されています。
太宰治検定2014『お伽草紙』編の受付中
日時 2014年6月14日(土) 14:00〜15:40
場所 青森会場 五所川原市 立佞武多の館 4階
東京会場 三鷹市 三鷹ネットワーク大学
内容 『お伽草紙』編
テキスト お伽草紙 太宰治著書
太宰治のお伽草紙 木村綾子著書(出版 有限会社 源)
受験料 一般3,000円 高校生以下1,500円
申込期間 2014年4月1日から5月25日
検定の情報や模試問題はこちらから↓
太宰治検定ホームページ
太宰治検定ブログ