2023.11.10 Friday
2013.12.30 Monday
2013年の最終日
2013.12.28 Saturday
12月29日開館しています
12月29日は太宰治記念館「斜陽館」が年に一度の休館日です。
年末の旅行などで遠くから金木に来た方は残念なお気持ちになると思いますが、
当館はこの日開館しております。
太宰さんの書斎をぜひ体験していただきたいなあ。
吹雪いて寒い天気予報ですが、館内は暖かくしてお待ちしています。
太宰治疎開の家「旧津島家新座敷」http://dazai-ya.shop-pro.jp/
年末の旅行などで遠くから金木に来た方は残念なお気持ちになると思いますが、
当館はこの日開館しております。
太宰さんの書斎をぜひ体験していただきたいなあ。
吹雪いて寒い天気予報ですが、館内は暖かくしてお待ちしています。
太宰治疎開の家「旧津島家新座敷」http://dazai-ya.shop-pro.jp/
2013.12.25 Wednesday
救い主が生まれた
今日、ダビデの町で救い主が生まれた。
太宰治の『待つ』という短編は、若い女性の独り語り。
誰かを待ちながら、いつかそれが本当に現れるのを恐れる心の煩悶を繰り返し、
「いったい私は、毎日ここに坐って、誰を待っているのでしょう。どんな人を? いいえ、私の待っているものは、人間でないかも知れない。」
と、読者に投げかけ、そして最後まで
誰を待っているのかをはっきりとは明かさない。
その不気味、不可解な読後感から、
時に怪奇小説のような捉え方で紹介されたりもしますが、
ここにひとつの解があります。
いまひとつのことがらは、彼女が待っているのは「誰か」であることであるということを見逃さないことが大切である。すなわち、「物」や「状態」を待っているのではなくて、「人格」を持っているのである。もっと言葉をかえていうなら、その「誰か」という人格との邂逅、出会いを待っているのである。太宰における待つという姿勢のなかで、このことは、とくべつに大切なことがらであると思われる。いったい少女は誰を待っているのだろうか。
少女の期待が、最後には祈りになっていることを見逃してはならない。待つという姿勢が、祈りの姿勢を意味すること。私は、もうここで自分の主観的解釈を表面にあらわすことを恐れない。この待つという姿勢のなかで、祈りつつ少女が待っている「誰か」とは、太宰治にとって、キリストのほかの誰でもなかったのである。イメージのなかで愛しつづけたキリストとの人格的な出会い、邂逅を、太宰は一心一心に持った人だったのである。
佐古純一郎『太宰治におけるデカダンスの倫理』より
「恐れるな。私は、民に与えられる大きな喜びを告げる。
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主が生まれた。」(ルカ2:10-11)
クリスマスを祝うのは、人々の心から恐れを消す救い主の誕生という福音を
喜び讃美するためです。
今夜、静かな聖夜です。
2013.12.22 Sunday
2013年 年末の休館日
2013.12.21 Saturday
もうすぐクリスマス
たとえ学校で勉強してきても、テレビドラマで観ても
日本が外国と戦争をしていたのを
若い世代の人はもちろん実感することが不可能ですから、
自分の生まれる前の遠い昔のことと感じるのは
これはしかたのないことだと思います。
でも、未だに世界にはたくさんの対立や紛争があり、
この国のまわりを見ても過去の遺恨は乾いていません。
ある時点のヒトが起こしたいろんな事象が複雑に波紋を増幅して、
人智によってそれを止めることは出来ないことなのかもしれません。
これもまた
このグラフの上昇をみれば、
バブルという言葉が思い浮かびます。
このグラフのカーブの形はエネルギー、森林破壊、食料・・・いろんなことに重なっていて、
急上昇のその先に起こることをはっきりと語れる数字と
人が起こすべき変化があるはずです。
本当のことを伝える教育と想像力がなければ・・・
多くの人が神様のことを考える(かもしれない)季節。
自分の事のほかに祈りたいことがあります。
追記http://news.kyokasho.biz/archives/20824
日本が外国と戦争をしていたのを
若い世代の人はもちろん実感することが不可能ですから、
自分の生まれる前の遠い昔のことと感じるのは
これはしかたのないことだと思います。
でも、未だに世界にはたくさんの対立や紛争があり、
この国のまわりを見ても過去の遺恨は乾いていません。
ある時点のヒトが起こしたいろんな事象が複雑に波紋を増幅して、
人智によってそれを止めることは出来ないことなのかもしれません。
これもまた
このグラフの上昇をみれば、
バブルという言葉が思い浮かびます。
このグラフのカーブの形はエネルギー、森林破壊、食料・・・いろんなことに重なっていて、
急上昇のその先に起こることをはっきりと語れる数字と
人が起こすべき変化があるはずです。
本当のことを伝える教育と想像力がなければ・・・
多くの人が神様のことを考える(かもしれない)季節。
自分の事のほかに祈りたいことがあります。
追記http://news.kyokasho.biz/archives/20824