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隠れ家的cafe

閉館後に岩木山が良く見える農道を通りました。


そしてこうで、

こうです。


五所川原市の津軽金山焼のすぐそばにある「隠れ家cafe Cachette(カシェット)」。
昨年10月にOPENしたそうです。



夕日の時間が特別に景色が良い。


ここは大きな溜池に面して窓があって、水面に映る西日。
よちよちとカモが泳いでいるのが和みます。

なのにこの時間は空いているので、夕日好きな人には○ですね。


刻々と内と外の光のバランスが移り変わっていきました。



では、また。


津軽金山焼を目指して行けば、看板があるのでわかります。


営業時間10:00〜19:00
休日 木曜日
TEL0173−29−4486
〒037−0011 青森県五所川原市金山千代鶴27-124

太宰さん、津軽を旅するならいつ頃がいいの?




津軽の旅行は、五、六月に限る。
〜旅行の達人の言として、読者もこれだけは信じて、覚えて置くがよい。
津軽では、梅、桃、桜、林檎、梨、すもも、一度にこの頃、花が咲くのである。

                                             太宰治『津軽』より


つまり、今である。


新座敷の桜は今年は花芽が少なかったものの、まだこうです。



さらに、裏の畑の桜桃は今が盛り。




『津軽』の旅は昭和20年の5月13日に青森市から出立しています。


蟹田、三厩を経て、今日あたりは龍飛の奥谷旅館でN君と


「ええと、お酒はありますか」

「へえ、ございます」

「いや、おばあさん。僕たちは少し多く飲みたいんだ」

「どうぞ、ナンボでも」


・・・というところ。



ご見学のお客様は、知ってか知らずか、

ちょうど太宰さんと同じ季節の津軽旅をしていることになります。



明日からは、来た道を折り返し、三厩、蟹田、そしていよいよ生家に帰る旅路。


このあともいい場面がたくさんあって、

子守のタケさんに会いに小泊村に向かうクライマックスは5月27日。


そうして、太宰さんの津軽旅は6月4日まで続きます。



太宰が気になるみなさん。

津軽を旅してみよう!と思い立ったら、今です(^-^)/






太宰治生誕祭in金木2013年6月19日の催し

毎年6月19日の記念日には、全国から太宰ファンが金木に訪れます。

この日の金木町での催しをご紹介します。


太宰治生誕祭


生誕祭式典は太宰の銅像が立つ芦野公園で10:30〜
そして12:00からは生誕祭昼食会。 


12:50〜は太宰治記念館斜陽館でおこなわれるドラマリーディング
演題は『走れメロス』『黄金風景』


そして同じく太宰治記念館で13:40〜太宰歌留多大会が始まります。



最後は当館
16:00から太宰治疎開の家旧津島家新座敷で太宰治朗読会
作品は『おしゃれ童子』『貨幣』ほか

朗読会の詳細と参加申し込みはこちら


6月19日は金木町でゆるりと、太宰治の生誕記念の日をお過ごしください。






太宰治記念館斜陽館「米蔵展」

斜陽館で4月末から展示が始まっている

平成25年度「斜陽館」米蔵展
「太宰治、その死生観」〜生と死の間(はざま)で〜

を今日、見せていただきました。



噂どおり、展示室全面が解説と写真で埋められており、読み応えたっぷりです。



「結局、太宰はなんで死んじゃったの?」という質問を頻繁に受けますが、

ある種の蔑みを顔に浮かべてこの質問をする人は、予め答えを「知っている」のです。


自殺・心中未遂を重ねたことで知られる太宰の生死観を

人は「ナゼ?」と問いつつ、

問うた割には

「ずるい人」「弱い人」と世間様的に片付けて、深く知ろうとは思わないようです。



作品から辿る、太宰治の死生観。

生と死の間を、彷徨った心の軌跡。

さまざまな文献や証言と作品の表現が重なり迫って

イスがあったら座ってじっくり読みたいと思いました。


途中、団体らしきお客様が入室されてきたので、切り上げて出てきましたが、

資料にあった山岸外史『太宰治おぼえがき』という本を読んでみたいと思いました。


これから斜陽館を訪れる方は、

ぜひ、ゆっくりと時間をとってご見学されることをお奨めします。




寒さのGW

たくさんのお客様が来てくださったゴールデンウィークが終わり、

TVニュースで津軽各地の桜まつりや観光地の総括を報道しておりましたが

なんだかね、「桜はまだかまだか」で寒かった〜ムニョムニョ

ウキウキ盛り上がった感じがなく

主催者発表人出の数がイイワケみたいでした。


旧暦をみたら今日は3月28日・・・

予報ではやっと少しずつ陽気が来るみたいです桜