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吉永直子さん絵画展

太宰屋で販売させていただいている
「津鉄スケッチ」ポストカードの
吉永直子さんの絵画展が茨城県笠間市で始まります。

遠くて見に行けませんが、
車掌車(ヨ3500形式)のカフェ「かしゃま文化会館」という
なんだかおもしろい空間でするそう。
ご案内状を見て、いいな〜と思っています。
近くの方はぜひどうぞ!



以下、吉永さんのブログより↓




かしゃまのせんろたび
吉永直子個展
2011年6月29日(水)~7月24日(日)12:00~18:00
定休日 月・火 ※7月18日(月・祝)は営業いたします。

会場
カフェギャラリー かしゃま文化会館
茨城県笠間市笠間2305-1
JR常磐線友部駅、JR水戸線笠間駅から「かさま観光周遊バス」で10分、「ギャラリーロード」下車徒歩2分
かさま観光周遊バス詳細
JR水戸線笠間駅から徒歩17分
友部ICより車で10分(店の前に駐車できます。)

 
http://yellowsonic.blog.so-net.ne.jp/2011-06-14



吉永直子「津鉄スケッチ」絵葉書セットはこちら

ピース又吉直樹さんのこと

5月にピース又吉さんが見学にきてくださったことを
うれしく思いながらちゃんとブログには書きませんでした。


常にどこかで目撃されている人気者を見たからと
コーフンして書くのはなんだかだし、

予定にはなかったプライベートの見学だと聞きましたので、
もし、いつかトークのネタになるようなことがあったとして
僕が余計なことを書いてもいけないような気がしたので。


でも今日はチラリとだけ書きます。

今日、「笑っていいとも」に出演した又吉さんを
息子が携帯電話で撮って見せてくれたからです。

「斜陽館の近くのお店で買いました」と言ったらしい、
又吉さんの部屋に映っているティッシュボックスケースは
うちで購入してくれたものです。

買う人が現れるとは思っていなかった
DAZAIと刺繍された一点物でした。

ちょっとニヤニヤしてしまいました。



その日、又吉さんは新座敷に静かにす〜っと現れて
終始静かに微笑んでいました。



特別な思いでそこにいる感じがわかりました。







6月19日の「太宰ナイト2011」
盛り上がった様子をファンの方から知らせていただきました
ラッキー

和やかに朗読会終了


直前に参加者用のパンフレットと入場券ができ、
あとは会場設置をするだけという段取りでしたが、
今朝は太宰治生誕祭ということで見学の方が続々と。


ヨメさんは座席の準備やらなんやら、
妹も受付やらなんやら、
ガイドガイドガイド・・・の合間に
ぼくも細切れの作業をするのですが、
ありがたい事に15時を過ぎても見学者が切れません。


そのうちに朗読会の参加者が入室しはじめて、
朗読者の原きよさんも準備ができて、
ナンダカンダで会場は定員を超えて埋まっていきました。

そして16時!
原きよさんが登場して朗読会は始まり。



今回のテーマは「故郷を想う」

太宰さん自身のエピソードから、
家族との関係再生を描いた「故郷」の朗読でした。

長い間関係を絶たれていた「家」に対する負い目から、
まごつき、堂々巡りの思いをめぐらし、
身の振る舞いに悩む太宰夫妻の心は、
嫂や、北さん、中畑さんといった
津島家の平安を心から願っている
善き人たちの支えによって導かれ、
少しずつ受け入れられていきます。


まったく無力でたよりない誰かの身の上にも
血縁地縁の情でつながった人の所作が働いて、
時を得て結ばれる奇跡。



今日の朗読会には

太宰が慕った叔母津島キエの子孫の方々、
津島家新座敷を建築した大工の子孫、
演劇津軽の出演者、
過去2回の朗読会も観てくださった方や
以前に遠方からみえた見学者の方、
斜陽館を管理しているかなぎ元気倶楽部のスタッフの方など
ふたを開けてみたら、直接間接にお世話になっている方達が
そこにもここにもいて驚き。

休憩時間に畳の上でくつろいで交流している参加者の様子が
ほほえましく、うれしくなりました。


第2部の朗読「桜桃」も素晴らしく、
僕には前から客席が見えていたのですが、
太宰さんのつぶやきの背景を想像してか
目頭を抑えている方も。


台本もなく、打ち合わせの時間もとれなかったので
いろいろ至らないところもありながら、
僕にとっては、善き人たちのおかげで小さな奇跡。
(きっちり準備しとけよ!)


記念の日に、良い朗読会になりました。


みなさんありがとうございましたニコニコ




いよいよ明日。太宰治朗読会

いよいよ明日です。

太宰治生誕祭同日に催す第3回目新座敷朗読会。

今年もまたお天気に恵まれそうです。


朗読者の原きよさんは、17日に津軽入りして、

今日は五能線リゾートしらかみ号に乗って十二湖を散策されたそうです。


明日、芦野公園で行われる生誕祭にご参加の方、

斜陽館で明日から始まる特別展をじっくり見学したあとには、

太宰ゆかりの屋敷での極上の朗読会へ足をお運びになり、

太宰さんの作品世界に浸ってください。

定員30名にまだ当日のゆとりがありますラッキー



〜故郷を想う〜朗読会詳細

   日時:平成23年6月19日(日) 午後4時〜5時30分
   会場:太宰治疎開の家「津島家新座敷」洋間にて
   参加費:1000円(お茶お菓子付)
   定員:30名 椅子席  
   朗読者:原きよ
   主催:太宰疎開の家「津島家新座敷」白川公視

    
  ☆第一部

   ・太宰治著「故郷」より抜粋朗読
    昭和17年秋、北、中畑両氏に連れられて、妻子と共
    に金木の生家を訪れ、病床の母に会い、 離れの洋
    間で涙をこらえる。長く義絶されていた生家との和
    解を描いた作品。

   ・津島美知子著「回想の太宰治」より「初めて金木に
    行ったとき」抜粋
    「故郷」の同じ日の出来事を夫人の立ち位置、思い
    で綴られる。小説ではない、夫とふるさとと家族の
    興味深い描写。


  〜休憩〜


  ☆第二部

   ・「桜桃」の朗読
     朗読作品の背景や幼少の太宰を愛した五所川原の
     叔母などについてトークの予定


  ※予約、お問い合わせ:太宰治疎開の家(白川)
    TEL0173−52−3063 
    当ホームページ「太宰屋」
    http://dazai-ya.shop-pro.jp/の
    お問い合わせページでも受け付けます。



☆朗読者 原 きよ プロフィール

 元大分放送アナウンサー。 朗読を「朗読日和」(彩流社)著者 長谷由子に師事。太宰治文学サロンの定期ライブなど三鷹市を拠点に精力的にライブ活動を展開。聴衆を太宰の作品世界に誘う注目される語り手。2009、2010年には太宰生誕の地五所川原市金木町の他、故郷の大分でも朗読。また、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、ドキュメンタリー番組に原作朗読などで参加。三鷹ネットワーク大学「三鷹ゆかりの作家音読講座」講師。ラジオデイズにて太宰治作品朗読がダウンロード配信されている。五所川原市の太宰治と叔母きゑ『思ひ出』記念館を支援するチャリティーコンサートを6月に東京で開催。




印象的なお客様

お客様の数は少ないのですが、

最近数日間に、印象的なお客様が何人もみえましたパクッ



太宰さんに思い入れの深い九州男児は
金木泊して、翌日にも立ち寄ってくれました。
太宰のふるさとを楽しみ、
「太宰が飲んでた酒をひょいと立ち飲み出来る
そういう店があったらいいね」と言ってました。


定年後にゆったりの時間が出来て、
念願の太宰の生家に一人旅という父さんは
この津軽の旅の後に震災被災地の友人に
会いにいくのだと話していました。
東京にいるとどこか他人ごとの感覚が拭えない。
やはり現場を自分の目でみて感じて、
自分が出来る支援をしたいと。


はたまた、福島県中通りから一人で来たご婦人は
家の地震被害はなかったものの、
外はマスク、家でも窓は開けられない
という気が滅入る生活から、息抜きにやってきたそうです。
津軽は安心して爽やかな風を感じることができてよかったと西海岸へ。


見学の後にショップでお買い物をしていただきながら、
母娘旅でみえた、ご年配のお母さん。
「医者から余命1年と言われてます。
歩けるうちにと娘と旅をして
これから五能線で不老不死温泉に行きます。」と。
一日一日が大切な時間の旅。
ガイドのお礼を言われて、
切なくありがたい気持ちになりました。
お天気に恵まれますように。


東京からみえた長身の女性はピースの又吉さんが大好きです。
「又吉さんがライブで疎開の家ことをお薦めしてましたよ」
というので、とても嬉しかったです。
又吉さんが5月にここを見学にきた時のことや
6月19日の太宰ナイトのことをほのぼのお話しました。


さくらんぼさくらんぼさくらんぼさくらんぼ同じ6月19日さくらんぼさくらんぼさくらんぼさくらんぼさくらんぼ
この太宰治疎開の家では朗読会があります。

三鷹市を拠点に太宰作品朗読をされている原きよさんが
この新座敷が舞台のお話を読みます。
生誕祭の日に金木に居らっしゃる方はぜひご参加ください。
電話予約受付中です。
0173−52−3063
詳細はこちらhttp://blog.dazai-ya.shop-pro.jp/?eid=660144

リンクのまるごと青森さんhttp://marugoto.exblog.jp/d2011-06-15/
津軽鉄道アテンダントさんhttp://ameblo.jp/okutsugaru0615/day-20110602.htmlも紹介してくださっています。


年に一度の特別な日に、太宰さんのご縁でこの家に集まる方々と
お会いできるのを楽しみにしていますラッキー