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融雪散水

終戦直後に23作品が書かれた太宰治疎開の家です。


こうして寒波がゆるむと屋根雪がトタンを滑ってドカドカと落ちてきます。
それをほっといておければ良いのですが、さらに積もり重なって高くなると、木造の家では雪に接する外板が傷む。窓が埋まる。やがて固い氷の塊になる・・・と後で困ることになるので、こまめに除雪するのが冬の日常。
新座敷の周りは一人で除雪するにはとても追いつかないので、このように地下水をパイプから流して融かしています。



しかし、長い屋根から裏の庭に落ちた雪山はなかなか融けず、ひと冬に何度も人力での除雪を余儀なくされて疲労困憊していました。
昨日、良案を思いつき、ホームセンターに走って590円であるものを購入。
仕掛けて一晩越してみたところ・・・





すごーい!
美しい造形と共に、予想通りの融雪効果がありました。
汗だくで一時間くらいかかって雪を運ぶ作業から開放された!

あるものとはコレです。



散水スプリンクラーですね。
ホースを挿して水量を調節するだけ。回転しながら最大半径5mまでシャワーが届くそうです。

ふつうは夏に園芸や家庭菜園に使用するものですが、温かい地下水を雨のように降らせるのは覿面でした。水が飛んでほしくない方向には蔽いを立てればよさそう。水道水では費用がかかり過ぎますが、地下水が使える家では試してみてはいかがでしょうか。




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コメント

雪国ならではのご苦労・・・予想がつきません。でも、綺麗なものを見せていただいて、ほ〜っとため息が出るほどの美しさです。これはやはり、冬に泊りがけで行かなくてはですね。体験しなくては・・

  • 原きよ
  • 2014/12/12 09:46

>原 きよさん

昔の人の冬の暮らしを思えば、今はどれほど楽になったものか。でも、過日の雪はあまり降らない地域に積もったために、ほんとうに大変なことです。社会が便利に豊かになるごとに、生身の人間が失った何かも考えるとたくさんありますね。

  • daza
  • 2014/12/12 17:04