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小泊の夕焼け

小泊沖の夕焼け。ひと月前が立秋で、この時期に34℃は珍し。

 

夏のおまけの海風ゆれるすすきの穂ほんとかと思うもうすぐ十五夜。

 

 

 

 

 

 

 

 

金木が爆撃を受けた日

しかし、この本州の北端の町にも、艦載機が飛んで来て、さかんに爆弾を落して行く。私は生家に着いた翌る日から、野原に避難小屋を作る手伝いなどした。そうして、ほどなくあの、ラジオの御放送である。

            太宰治「庭」より

 

 

 

と、太宰治が戦災を逃れて故郷に疎開した昭和207月末。その半月前の715日は金木町が米軍機による爆撃を受けた日です。金木郷土史によれば、「午前八時ごろに空襲警報が鳴り、金木全町民を驚倒させた。」「米軍の戦闘爆撃機グラマン十二機が六機編隊の二群となり、袴腰岳および大倉岳上空に現れ」金木修練農場、朝日町、上町、小川町、川端町などの被害のほか水田で作業中の人にも爆弾投下、機銃掃射の攻撃があったそうです。

 今日がその日付であることを、ご見学のお客様にお話しすると、こんな小さな町にも!と驚かれましたが、青森市、八戸市に次いで県内では3番目の被災規模だったようです。

太宰治が疎開した当時の状況について書かれた金木郷土史の画像をアップします。

 

 

 

※1976年金木町刊行の著作物で公開の許可を取っていませんので、画像を削除しました。7/16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『太宰治への伝言』シナリオ募集

「太宰治への伝言」

 

太宰のふるさと五所川原市金木町では

〜斜陽館と金木の町を舞台にした家族・絆の物語〜をテーマにした

ショートムービーのシナリオの募集がはじまっています。

 

素敵な映像ができるといいなあ。

 

 

 

◇募集要領

 

応募規定

1.「太宰治への伝言」〜斜陽館と金木の町を舞台にした家族・絆の物語〜をテーマとする

  ショートムービー用のオリジナルのシナリオを募集します。

2.完成尺は5分以内を想定した未発表の映像用シナリオに限ります。

3.著作権・上映権・出版権等が応募者本人にある、日本語によるシナリオとします。

4.2017年9月に青森県五所川原市金木地区において撮影ができる方。

 

 

選考と映像化

1.応募の中から、選考により最大3作品を採択します。

2.採択されたシナリオを撮影し映像化する場合の経費は、上限30万円を事務局が負担します。

3.撮影や編集については、千村利光監督(予定)がサポートするとともに、NPO法人かなぎ元気倶楽部が、作品づくりから公開までをプロデュースします。

※サポート内容は応募者の希望と作品内容を加味して調整します

 

 

選考委員

(「太宰治への伝言」映像企画選考会(仮称))

千村利光 映画監督

湊谷恭史 映画プロデューサー

川島大史 つがる市フィルムコミッション事務局長

顧問 斎藤 三千政 弘前ペンクラブ会長

 

【日程概略】

2016年12月31日 締切り

2017年 2月    選考、発表

      9月    撮影

     10月    編集期間・完成

     11月    太宰治記念館「斜陽館」で試写会

2018年 1月    公開

 

お問合せ:特定非営利活動法人かなぎ元気倶楽部 TEL:0173-54-1616

http://www.kanagi-gc.net/

 

 

 

6月19日 太宰治生誕祭

『もういちど太宰を読もう』
終戦直後に23作品が書かれた『太宰治疎開の家』旧津島家新座敷です。

6月4日太宰さんの津軽の取材旅行も大詰めです。

そして、もうすぐ6月19日は太宰治生誕祭



 
太宰治生誕祭日程 平成28619(日)
生誕祭式典  1030分から1200分まで  
会場/芦野公園太宰治銅像・文学碑前
太宰作品朗読・合唱・関係者による祝花・一般の方は自由祝花
 
昼食会  1200分から1300分まで  
会場/芦野公園太宰治銅像・文学碑前
※事前申込みが必要です。
会費1000円(当日会場受付で徴収)

■太宰治生誕を祝う会実行委員会主催
 参加申込みは 68日(水)まで
詳しくは五所川原市ホームページ
 
担当 五所川原市文化スポーツ課文化振興係 電話 0173-35-2111 内線3323

 

さらに、



同じ日の16:00〜
太宰治疎開の家では、太宰の書斎で味わう記念日の朗読会を催します。
詳しくはこちら


       ■会 場  太宰治疎開の家【旧津島家新座敷】

             太宰治記念館「斜陽館」から徒歩4分
             青森県五所川原市金木町朝日山317−9

       ■参加費  1000円/お茶お菓子つき
       ■定 員  30名/椅子席
       ■お申込み 電話0173−52−3063(白川)
             または
太宰治疎開の家のwebページ「太宰屋」お問い合わせフォームへ

ご参加予約受付中です!




 

「風は北へ吹く」北海道新幹線CM

『もういちど太宰を読もう』
終戦直後に23作品が書かれた『太宰治疎開の家』旧津島家新座敷です。

青森と函館をつなぎ来年3月に開業する北海道新幹線。そのJR東日本のCMは「風は北へ吹く」シリーズ。
サンドウィッチマンが楽しく旅をしています。
青森側では浅虫温泉、青森駅前古川市場、そして太宰の生家斜陽館での場面が今日から放映されています。

太宰のマントを羽織ってどんなことを話すのでしょうか(クスリと可笑しい)


はこぶらのサイトで全編見られます。http://www.hakobura.jp/news03/2015/11/cm.html...

■太宰治疎開の家 臨時休館のおしらせ:2015年11月4日(水)

 

秋も継続「太宰と奥津軽号」日帰りバスツアー

『もういちど太宰を読もう』
終戦直後に23作品が書かれた『太宰治疎開の家』旧津島家新座敷です。



9月まで大好評で運行した超お得な日帰りバスツアー『太宰と奥津軽号』が
秋季(10月、11月)も継続することが発表されました。
参加募集出発日はポスターをズームしてご覧ください。
浅虫温泉、青森駅、新青森駅から出発して津軽半島の名所・絶景を巡り、
最後に当館・太宰治疎開の家にも立ち寄ります。

お申し込みや問い合わせなど、詳しくは弘南バスHP→http://www.konanbus.com/2799.html

 

ストーブ列車点火


終戦直後に23作品が書かれた旧津島家新座敷『太宰治疎開の家』です。


12月1日から津軽鉄道冬の風物詩・ストーブ列車が走り出しました。

そして今年はそれに合わせたかのように暴風強風

夜半から、津軽は寒波に覆われました。

風のうなる音といつもとはちがう寒さでなかなか寝付かれず、

今朝は布団から出ると頭がぼんやり。待てホントはいつもぼんやり(笑)

寒い苦手な季節がやってきました。


朝からさらに風の勢い増して、突風が吹くたびに

お店の幟は千切れそうにバタめいています。



津軽鉄道のアテンダントさんが作る、津軽半島通信冬号が届きました。

ストーブ列車は開業当初から85年の歴史なんですね。

この冬も今も残る貴重な歴史を体験するために、全国から旅人がやってきます。

JR五能線が強風で止まろうとも、津軽鉄道は今日も力強く走っています!




桜を追い越して

この春は桜開花の北上がやや遅いのですが、

前線を追い越して2日前から、花見の予定で来ている観光の方が増えています。

残念ながら、花はまだ咲いていません(^_^;)

弘前城公園が28日頃ですから、金木はそれより2、3日後ですね。


疎開の家の庭では黄色いサンシュユ(山茱萸)が盛りです。



春と言えば!

きのうは津軽鉄道のレンタサイクルに乗ったお客様が初めてみえました。

無料貸出が開始になったようです。

期   間  毎年4月初旬から11月中旬まで

貸 出 駅  ?津軽五所川原駅(立佞武多号)9:00〜17:00     
       ?金  木  駅(太 宰 号)9:00〜17:00
       
       ?芦野公園喫茶店「駅舎(さくら号)10:00〜16:00       
       ?津軽中里駅( ほたる号 :6台)11:00〜17:00


桜の下を爽やかな風を感じて町めぐりしたい旅人は各駅で利用申込を自転車


きのうのお客様も兎のように颯爽と斜陽館に向かいました。


しらはるの大栗

「かなぎ」かだるべらりーマップは、
町の商店で津軽弁のお話が聞けるお楽しみマップです。


ここに「お菓子のしらはる」というお店が載っています。



この通りで50年続く老舗です。

僕はしらはるの昆布羊羹が好きなのですが、




の、イチオシ名物『大栗』とはどんな菓子か?


太宰文学碑がデザインされているコレです。


白あんと栗の粒が詰まっている、直径6cmくらいの大きな栗の姿のまんじゅう。

ボリュームあります。

今風のおしゃれスイーツではない。 

あ〜〜!と、なつかしい味がします。


せっかく太宰のふるさとを訪ねたら、

金木で長く愛されたお菓子屋さんの名物まんじゅうを食べてみてください。

きっと、太宰がいた時代に通じるノスタルジアを感じられます。


そして隠れたプレミア・・・

「しらはる」で箱菓子を買うと、昔ながらの包み紙がちょっとイイです。

広げると、

小説『津軽』のために太宰が画いた、津軽圏ノ図を模した大きな地図になっているのですよ。

気付くとうれしい。



先日の暴風で、外壁に高く掲げられていた看板が破壊されてしまいました。

70代の店主が、おらの代で店は終わりだからと、看板の新調に悩んでいたので、

僕が看板を書いてあげることにしたのですが、


この店の屋号はあるのかと聞いたら、

今は使っていないが「ヤマハル」だと教えてくれました。

太宰さんの生家は、ヤマ形の下に源で「ヤマゲン」

しらはるはヤマ形の下に治でヤマハル・・・あら〜「治」じゃないですか!


先代の名は「治光」、今の店主は「誠治」


太宰を訪ねる旅の方、しらはるで治に逢いましょう。










「かなぎ」かだるべらりーまっぷについて
 お問い合わせ:かなぎ元気倶楽部 0173−54−1616




金木の桜情報

昨年は 何事か!と

腰の砕けた残念の桜でしたが


今年はたくさんのつぼみがモゾモゾと膨らみだしています




寒さがぶり返す今週ですが


暖かい日が続けば面目躍如


「いまに咲いてやるぜ!」


やる気満々の桜のつぼみが枝を振りまわしてるのは

リングのロープを掴んで揺らすよう



踏ん張って もうすぐの出番を待ってるところ






まあ 桜らしくない桜情報汗