休館日のおしらせ

 

 

ことしの正月から山梨県、甲府市のまちはずれに小さい家を借り、

少しずつ貧しい仕事をすすめてもう、はや半年すぎてしまった。

六月にはいると、盆地特有の猛烈の暑熱が、じりじりやって来て、

北国育ちの私は、その仮借(かしゃく)なき、地の底から湧きかえる

ような熱気には、仰天した。机の前にだまって坐っていると、急に、

しんと世界が暗くなって、たしかに眩暈(めまい)の徴候である。

暑熱のために気が遠くなるなどは、私にとって生れてはじめての経

験であった。       

                                               太宰治「美少女」より

 

 

 

 

桜が過ぎて、もぞもぞしていたら、もう7月とは。

 

もぞもぞしていたのは変調して低調な体調のせいである。

 

5月末から魔女の一撃なる腰痛と帯状疱疹に続けて見舞われ、くじけた。

 

虚弱さが表出する周期なのかもしれない。

 

 

気力薄弱気味のところで

 

きのうと一昨日のひどい蒸し暑さに「ぐったりですね」と言ったら

 

関東地方からのお客様に「これは暑いうちに入らない」と笑われた。

 

 

本格的な夏が来る前に立て直さなきゃ。