太宰治生誕日朗読会2018

 

座敷での朗読会においでいただきありがとうございました。

 

おかげさまで10回。こうして続けてこられました。

 

 

お昼には27℃くらいあった気温も16時には少し下がり

 

ゆるゆると開演。

 

 

 

 

 

 

 

太宰さんがつらい時代に書かれた作品と

 

美知子さんと結婚して穏かな時期に書かれた作品と

 

 

 

原きよさんの朗読で、新座敷が太宰の言葉で満たされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

断崖の錯覚は、読み終えて原さんも

 

「ズーンと重かったね」と言ってましたが

 

名作と言われる作品ではないものの中に

 

作家の人生の諸事情が見えて

 

はじめてこの作品を聴いた見学者の方が

 

「あるある・・・」とおっしゃっていました。

 

 みなさんいろんな感想を抱かれたはずです。

 

 

 

 

ここにかつて作家が暮らし創作をしたこと。

 

物語は繫がり、つながり、現在までその温度を感じる。

 

 

 親密感という言葉で語る人もいます。

 

太宰は私とどこかでつながっている

 

と感じさせてくれる稀有な作家。

 

 

 

生誕日に寄せて彼を思い、新たな興味が芽生える

 

そんな会であったらいいな。

 

 

 

 

 

 

今日からは普段通りの公開に戻っていますが

 

太宰さんの静かな日常も、ここにはあったのです。

 

まだの太宰読者の方、いつかぜひ、太宰さんの書斎においでください。

 

 

 

 

 

The Uses of Literature in Modern Japan

 

 

今日、1冊の本が届いた。

 

 

マサチューセッツ大学の研究者の女性が見学にみえたのは2014年の春。

 

今から4年前だ。

 

文学者ゆかりの建物が現代日本でどのように活用されているのか取材中で、

 

当館はなにか、ほかに例を見ないユニークな公開の仕方である

 

という感想をいただいて、その後、E-mailでインタビューをやり取りしたが、

 

 

 

届いたのは、文学の出版文化史についての研究プロジェクトをまとめたその本であった。

 

 

 

青い付箋が貼られたページを開いたら、

 

あ・・・

 

 

 


 

 

 

 

太宰さんの書斎にいる僕の姿。

 

こんな風にして書いてたんでしょうね、と座ってみたところ。

 

 

英文をたどたど読むと、僕の太宰治語りについて紹介がされていた。

 

恥ずかしいが、とても嬉しい。

 

 

この研究書がアメリカの大学でどういう読まれ方をするのか、

 

これを読んで、もしもかの国の方が訪ねていらしても

 

ああ申し訳ない、英語でのガイドは(;^_^A・・・いやいやいや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たけさんはいませんか

 

 

快晴の津軽平野をたくさんのメロス達が走る。

 

今日は五所川原市で「2018 走れメロスマラソン大会」がありました。

 

この時期は津軽地方の多くの学校でも運動会が行われています。

 

 

 

そして今日5月27日は、小説「津軽」のクライマックス場面、

 

 

さて、私は、この陽気なお神楽の群集の中から、

私の育ての親を捜し出さなければならぬ。

わかれてから、もはや三十年近くなるのである。

 

「越野たけといふひと、どこにいるか、ご存じぢやありませんか。」

 

 

幼少の時に子守をしてくれた女性を訪ねて

 

運動会で賑わう漁村の小学校に行ったその日であります。

 

 

 

ほんとうにおだやかなよいお天気でした。